fiat money
不換紙幣
名詞
fiat moneyは、金や銀のような物理的な価値を持つ商品に裏打ちされていない通貨を指します。その価値は、発行した政府や中央銀行の信用、および法律による強制力によって担保されています。現代のほとんどの国家で採用されている通貨制度であり、経済の柔軟な運用を可能にする一方で、過剰に発行されると通貨価値が下がり、インフレーションを招くリスクを孕んでいます。
commodity moneyとの対比commodity money(商品貨幣)が金や塩のようにそれ自体に価値があるものを用いるのに対し、fiat moneyはそれ自体に価値はありません。例えば、金本位制の下では紙幣を金と交換できましたが、現在の不換紙幣制度では、政府がその通貨を法定通貨として認めているという信頼こそが価値の源泉となります。
経済的な影響と運用
不換紙幣の最大の特徴は、中央銀行が経済状況に応じて通貨供給量を調整できる点にあります。景気後退時には通貨量を増やして経済を刺激し、過熱時には抑制するといった操作が可能です。しかし、この権限を誤用し、裏付けのない通貨を大量に発行しすぎると、ハイパーインフレーションのような深刻な経済危機を引き起こす可能性があります。
意味
名詞不換紙幣
それ自体に固有の価値がなく、金などの物理的な商品によって裏付けられていないが、政府の法令や法律によって通貨として定められた通貨のこと
The global economy relies heavily on fiat money rather than the gold standard.
世界経済は金本位制よりも不換紙幣に大きく依存している。
関連語
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